■ この夏、アーティストが子どもにアートの楽しみ方を伝えるワークショップを開催したい ■
国際交流展を成功させ、子どものアートの目を育てたい
はじめまして、国際交流展"In Pursuit of Beauty"実行委員会代表の吉田史崇です。実行委員を代表して吉田史崇が代筆しております。
本展覧会の前身となる国際交流展は、「アートにより国境を越えた交流を広げたい」という思いから、アメリカとの国際交流を基盤として、1997年よりロサンゼルス、コスタリカ、九州、京都などで10回程開催されてきました。
2010年のコスタリカ展からは関係国大使館の後援を受けながらアートイベントを同時開催したり、2015年の北九州美術館展での福岡展では、福岡県教育文化奨学財団、地元教育委員会、画材メーカーなどの協賛を得て複数のアートイベント、ワークショップを組み入れた美術展として、多くの方にご来場いただきました。
2015年に開催された九州での展示の様子。
私たちは、さらに内容を拡充し、場を広げたいという想いと、次のステージに繋げたいという心持ちで、2017年8月夏にアートセンターとして著名な千代田アーツ3331(元中学校舎を利用した美術施設)にて特別展を行います。
実行委員は国内外のアーティストやキュレーターで構成されており、それぞれが様々なアートとの関わりを広げるられるようなプログラムを行ってきたメンバーです。
世界で活躍するベテラン作家から、近年注目が集まっている若手作家まで、アメリカから17名、韓国から1名、日本から38名の56名が参加します。ギャラリートーク、スライドショー、パフォーマンス、アートを介した交流をより活性化させるためのイベントが数多く組まれます。
しかしながら、一般来場者との交流目的で開催される、イベント、ワークショップの為の一部の資金が不足しています。ワークショップを通じて、美術を身近にしたい。「感覚を形に出来るワークショップ」、「感じるは言葉に出来るワークショップ」など、アーティストが子どもにアートの楽しみ方を伝えるワークショップを開催したい。そのために、皆さんに力を頂きたいと思っています。どうぞ宜しくお願いいたします。
開催された日米国際交流展内、ワークショップ後の記念撮影
■ きっかけは、ギャラリーで聞いた「難しいから…」という声でした ■
私自身、ギャラリーを運営していてよく耳にするのは「難しい」という声です。
ワークショップの前には、「こんな風にキレイに作れればいいけど…難しそう。私は作るのが下手だから」という声がきこえたり、鑑賞に訪れた方から「難しいから分からない」という声がきこえたります。
そして前置きに「素人だから」(言ってはいけない?、分からない?)という言葉がよく出てきます。私たちは、ワークショップでは、「大丈夫です。雛形があるので簡単です。」と伝えます。作品鑑賞では「どの様な国の風景に見えますか?」「季節はいつだと思いますか?」と、絵に繋がる簡単な質問から始めます。
興味深いのは、「作るのは下手だから」と言ってた方、「素人だから…」と言った方が、自分の出来栄えにびっくりしたり、今まで言葉の出なかった方が実は豊かな発想を秘めていたり。なにより、子ども達から面白い回答がでてくることです。
どうしたら「難しい」と思う人が、積極的に作ることを楽しみ、観る事を楽しめる様になるのだろう。そのような問いと向き合うためワークショップを企画しました。
■ 感覚は形に出来る(作れる) × 「感じる」は言葉にできる(話せる) ■
■ ~アートの楽しみ方が分かるワークショップ~ ■
今回、長年創作をしてきたアーティストだからこそ提案出来る、ちょっとした遊び心とほんの少しのコツで、感覚を形に出来る(作れる)ワークショップとアートを身近に感じられ、鑑賞する楽しみの伝え方を模索してきたキュレーター・ギャラリストだからこそ提案出来る、感覚を言葉にできる(話せる)ワークショップを行います。
■開催日時■
開催時期:2017年8月31日(木)~9月3日(日)
場所:千代田アーツ3331
内容: ~アートの楽しみ方が分かるワークショップ~
感覚は形に出来る(作れる)×「感じる」は言葉にできる(話せる)
対象者:小学生以上の子どもと親御さん
講師:日本アーティスト
■内容■
【「色遊び」を形、絵に出来るワークショップ】
「怖がり」な人にこそオススメ、「遊んで」が形になる雛形を用意。
「親子で描く肖像画」「色あそびで動物コラージュ 」など複数の講座(予定)。
アートイマジンギャラリーでの作家とのトーク
交流展内、作るワークショップ
■ 過去に同様のワークショップに参加された方の声 ■
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一番はじめに色を置く時が一番緊張した。
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こんなにうまくできるとは自分でもびっくりした。飾ろうと思います。
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終わらせるところを意識していなくて、思わず色を使いすぎてしまった。今度作るときにはもう少しシンプルにしたい。
一番多かったのは「楽しかった」でした。
■ 「感じたことを表せる」成功体験を子どもたちに。 ■
■日米のアーティストの展示で才能をさらに引き出します! ■
作品を見て何かを感じることがない人はいません。私達は、皆、それぞれが独自の感覚を持っています。ワークショップ、イベント、展示、アーティストとの触れあいが刺激となり、今まで知らなかった自分を知ったり、あなた独自の感覚を確認したり、アートすることの愉しさの再発見につなげてほしい。
「素人だから」「間違ってたら」「できそうもないから」と尻込みしてしまう閉じた関係ではなく、一歩踏み込んで扉を開くきっかけにしてほしい。そう願っています。
ぜひ皆様、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
交流する日米のアーティストたちの様子
【「感じる」を言葉に出来るワークショップ】
感覚を言葉にし、より会話の幅が広がるように、ワークシートを用意。
アーティスト独自の感覚で、「作品の感動を言葉にする」案内。
■ご支援金でしたいこと■
①ワークショップの種類と回数を増やす。
→3種の講座を1回ずつ実施の予定ですが種類・内容・回数を
充実させることができます)
②ワークショップ作品を展示する特別展のための運営費。
→同会場の一部にて2017年8月31日~9月3日まで、ワークショップ
の作品や感想などを展示します。
③展覧会のカタログを充実させることができます。
→出展作家全員の作品画像と共に、制作に対する想いや
メッセージが掲載された図録です。リターンの品です。
色遊びで動物コラージュ
言葉にできるワークショップ