「楽園の底」
「私は昔から水の中にいる女の子の絵を大きなキャンバスで描いてみたいと思っていました。初めての大きな絵は水の中にいる女の子と決めていました。いざ描いてみると普通のB3などの大きさと全然違っていて大きく表現するのは難しいし楽しいとも思いました。題名にある楽園とは魚視点の楽園を表しています。魚が考える楽園は人間に支配されない世界だと思います。例えば池などにいる鯉は人間が餌を投げると一目散に餌に食いつきます、ですが女の子に見向きもしない金魚を描くことで、人間に支配されていないということを表現しました。キャンバス内の色合いは自分が想像していたものにとても近づけられて良かったです。」